くろき

くろき
I
くろき【黒木】
(1)製材していない皮つきのままの丸木。
赤木
「~もち造れる室は/万葉 1637」
(2)生木を蒸し焼きにして黒くいぶした薪。 近世京都洛北の八瀬・大原などから市中へ売りに出た。
(3)黒檀(コクタン)の異名。
II
くろき【黒木】
姓氏の一。
III
くろき【黒酒】
黒い色の酒。 新嘗祭(シンジヨウサイ)・大嘗祭には白酒(シロキ)とともに神に供えた。 上代の製法は不明。 平安朝には白酒にクサギの灰を加えたものを, 室町時代には白酒(甘酒)に黒ゴマの粉を入れたものを称した。 くろみき。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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